益田川釣行の夜。民宿で夕食をとりながら緊急ミューティングをして、九頭竜川の
激流隊の巣に何日間も入り浸っている
Katuya兄貴に℡。そこそこ釣れているとの事なので、急遽九頭竜に行く事に也、岐阜県を横断して、白鳥から九頭竜湖(九頭竜源流から)を通り、永平寺町まで途中道に迷いながら約3時間のドライブ。今朝帰ってしまった激流隊の
上野さんの計らいで、もりいし囮店
にて昨夜の鮎を冷凍庫に保管後、Katuya兄貴が待つ通称放水口釣り場現着が11時頃。
九頭竜川・・・
百聞は一見にしかずとは、まさにこの事!初入川の九頭竜(14日は約30cmほどの高水)で勝手が分からなかったのですが、現流域から下ってきたチーム『SGS』一行は小一時間のドライブなのに川の規模が何十倍にもなる大河に感激放水口から流れ出る水により、
一気に大河になった九頭竜川はヘチから芯トウまで幾重にも鮎師が連なるほどの河川。今まで見たどの河川よりも興奮しましたww
はやる気持ちを抑えながら、早めの昼食をとり入川してる鮎師の様子を見て・・・・
(風は強いし、誰も釣れていない)
しかし、釣り場までかかった時間を考えると、とにかくd-sukeのロットは爆発寸前ww 昼飯をかっ込みとりあえず入川したが・・・・
20分ほどでいやな雰囲気。 dの下流で竿を出していた
Ken師匠と目が会い、場所移動する事に
お昼であがってきていた激流隊の面々の情報をもらうと、やっぱりここの場所は今日は厳しいとの事・・・ そこで、
九頭竜激流隊ゆうたさんが、(初対面でしたが色々と面倒見ていただきまして有難うございます)
『
飯島の3番瀬上下が瀬有・瀞有でオールマイティーな場所だよ^^ そこに行こうかww』
と場所移動決定!ゆうたさん案内で飯島三番瀬左岸に1時過ぎごろ到着。
先日の
激流隊本陣で総長・副総長から聞いてい他場所だけに、三番瀬を見てだけでd-sukeの
ロットからはタラタラ汁が溢れ出てしまうww
川の筋を
乱獲Ran田さんにアドバイスを受け、左岸から右岸までの約70m(もっとあったかも)の川幅の中にちょっとした中州があり、
元祖荒川河童のKatuya兄貴より先に、
2代目荒川河童のd-sukeが先に川を切り中州へ到着。
九頭竜のすごさは荒瀬の長さ! 鉛ッ玉2~8号ほど噛まさないとカッつかない瀬が2・300mも続き
激流バカにはたまらん川!! とにかく
1ッ歩でも前に入ったモン勝ち!!!先に中州までたどり着きKatuya兄貴が川を切ってこないように微妙なポジション取り(笑)をしながら、Ran田さんにレクチャーを受けた川筋を瀬肩~瀬と何度も何度も引きまくるww
2号×2個で沈め引き上げると・・・・・
『
カ・カ・カ・・・ 』
っと前当りの数秒後
『ガ・ガ・ガ・ガ・・・・
ガッッッズン!!!
ギュイーーーーーンwww』
下流部から上流部に木の葉が裏打つほどの強風をものともしない物凄い強烈な当り!今期のd-sukeは中小河川の遠征が多く完全に荒瀬釣りを忘れていた。 そこで九頭竜の洗礼を痛いほど受けた。
最初のあたりに対応できないd-sukeはそのまま伸されて、50m程流された挙句身切れで姿見ず・・・・・・
懲りずにその後2バラシ(滝汗)
おとりは完全にグロ(号泣)
対岸に戻りおとりをもらいに行きたいが流されると、対岸下流の釣り師に迷惑を掛けても・・・。ツイスト8.5チラシを見切り激流長良9号チラシに変え、鼻錘にして白泡の中でお待ち釣り(Ran田さんに教わった) 後は交通事故頼み
待つ事タバコ3本。白っぽい18cm程の鮎がかかる
待望の掛かり鮎に囮を直ぐに交換してから、
怒涛の入れ掛りwwww
中州周辺から左岸に向けての
川筋はサラ場だったのでは!?と思うほどの入れ掛り。
流石は
激流長良!かかる鮎は皆背中の筋を
ブッツリ貫通!(てか、それ以外の部分は身切れ&掛が浅く、のらないだけ(笑))
かかる鮎は20~22cmの良型ばかりww
釣って流され・もう一度瀬肩まで上がり、釣り流されて・・を何度も繰り返し、時計を見ると4時過ぎ。大風も止み夕方の食いだし狙い!と最後の一引きに気合を入れなおして瀬肩まで上り鉛をつけての横泳がせを・・・・
『ドン!』
『????』
竿を煽るが動かない。
『根掛りかな!?』
と思った瞬間
ぐいぐい囮を背負ったまま上流に上りだす!!竿を溜めると今度は猛烈に下流にくだりだし、
まったく止まらんww 荒瀬竿が悲鳴を上げるが、
この魚相手に一歩でも下がれば瀬肩から荒瀬に飲み込まれてしまいどこまで下るか見当もつかない(このとき激流隊の一言が頭をよぎる 一歩も下がるなじゃ無いじゃん!一歩でも下がるとどこま流されるか分からん(涙)一歩も下がるなじゃ無くて、一歩も下がれんが正解じゃねーか(怒))。とにかくしっかり足場だけは固定するが、今までの鮎とはまったく違う引き。瀬肩から荒瀬への落ち込み付近を縦横無尽に泳ぎ回る。
九頭竜は弾丸でも有名な河川だけに、
サクラが頭をよぎる・・・・・思わず、
『なんか違う魚が掛かったみたい!!!!!』
と叫ぶと、
対岸から
『それが鮎だろwww
ぶち抜け!!!!』
と理不尽な声が聞こえたような・・・とにかく下っ腹にしっかりと力を入れて竿をしっかりと溜めるのみ!
果てしなく長い時間竿を溜めていると、水面に
ヤマピン玉が見えて、囮が見えて、魚の尻尾が水面から飛び出し、ばたばたと、空を泳ぐ。『背掛りだ!』と思い、さらに荒瀬竿を絞り込み尻尾・背ビレと、宙出てきて
『オリャァァ~~~~~www 荒川返しだぁ!!!!』
ぶち抜くと、そいつは紛れもなく
九頭竜鮎!!
上流に返し抜き着水するとそれでも観念しない野鮎はさらに上流に上って泳ぎだすwww九頭竜の荒瀬が生み出す鮎姫は、パワーがスゴイ!!何とか取り込むと約24cm程の鮎だが、以前鬼怒川で釣った28.5cmの鮎よりも間違いなく引く。去年の千曲27クラスなんて、目じゃない引き(と思う)に圧倒され、
『
ウエノッチや、トド1号が時間があれば九頭竜に通うのはこのパワーのせいだな・・・・』と一人つぶやく。
弱音を吐きつつ取り込んだd-sukeを対岸の師匠や兄貴たちは大笑いしながら見ていて、思わず
赤面
次こそは!と今取り込んだ今日一の鮎を、囮にしもう一度瀬肩を横泳ぎさせると・・・・
『グァ・グァ・グァ・グァ・ガツガツガツン!!』
今度は今日一の当り!!一気に下流に走る魚に完全に後手に回ったd-sukeは対面のKatuya兄貴に一言
『参りました!!』
と告げ鮎姫のケツを追いかけ流れに飛び込んだとさ
九頭竜川釣果23匹
サイズ17~24cm
竿 がま荒瀬
糸 ワイヤーキングポイント♯49
ハナカン シーガーG・Mフロロ1.5号(H田さん提供^^)
ハリス カメレオン2号
針 激流長良9号10号混合チラシ
ツイスト7.5~8.5混合チラシ
鉛 YAMAWA0.8~2号多数
初釣行の九頭竜川を色々とご案内いただきました、
九頭竜激流隊のゆうたさん(大魔神様)誠にありがとうございました。おかげで九頭竜川どすけべタイプになりそうです(爆)